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修理のご依頼を受けて...。蘇州の両面刺繍の高価な額縁、直す事ができて良かった~。

by satomi

見た感じ破損が酷い様子。

お客様に「直らないかもしれませんけど」と

お断りをした上で持ち帰ってきました。

とても高価なものだそうで2000年も続く名産。

蘇州の両面刺繍で

オーガンジーに細かな刺繍を施した布が挟まれ

黒檀で美しい彫刻が素敵な民芸額縁です。

上の物が落下したのが破損の原因で

分解バラバラ、硝子も割れている状態です。

バラバラになった破片を細かなものまで

全部ひとまとめにして渡してくれました。

渡されたパーツを合わせながら

出来るか出来ないか分からない修理をしていきます。

それでも、段々面白くなってきた~と手が進み

粘着テープで貼られた作品を傷つけないように

カッターで切り落として片面バリバリの硝子を外し

両面アクリル板に交換。

普通は、額縁に入れた作品は出し入れができますが

こちらの中国の額縁は

作品を硝子に挟み出し入れが出来ないよう

枠を組み立てるんです。

ばらばらの破片を1mmの誤差もなく

組み立てなければ刺繍を挟んだアクリル坂が入らないため

試行錯誤、腕の見せ所...。

そうなると張り切るのが

美創舎の社長です。

持たせてくれた細かな破片を合わせながら

額縁を受ける脚を直していきます。

材料が硬いのでタッカーを使うと跳ね返され木が割れてしまいました。

なので

接着剤と万力で一晩寝かせました。

細かな破片はほとんど残すことなく使用して...

表向きには、なんの支障も無かったかのよう

社長のやる気とプライドで

修理完了♪

お客様の会社へ

落下した大きな額縁とともに

無事に

定位置に戻されました。

壊れた物を直す。

今回は中国の民芸品

作り方、見せ方

とても良い勉強になりました。

何より、お客様の喜んでくださる姿は

今後のやる気に繋がります。

美創舎HP   http:// www. e-gaku. net/ 

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